スキンケアにハマってから、いろいろな美容方法・商品を試してきました。
肌に手間をかけるようになってから肌質は確実に改善しましたが、中には効果を感じなかったもの、逆にダメージを与えてしまったものもあります。
具体的なコスメ名も挙げながら、美容沼に落ちたアラフォー男がやめた美容、使って後悔したコスメを紹介します。
肌質は人それぞれ。合う方もいると思います。あくまで一個人の意見として参考にしてください。
やめたこと① クレイマスク
「クレイマスク」は洗い流すタイプのフェイスマスクです。
毛穴、特に鼻の黒ずみが速攻で綺麗になるので、週1〜2くらいのペースで使っていた時期があります。使うたびに、肌がつるつるになる感覚がありました。
しかし、それがダメでした。
いつからか、ファンデーションをつけて数分、すぐにうろこ状に崩れてしまうことが悩みになっていました。乾燥しているのかな?と保湿を頑張ってみたり、塗り方が下手なのかな?とツールやテクを研究してみたりしましたが、全然改善せず。
そしてある日、気がつきました。これがビニール肌か。
肌は細かな網目状に凹凸があるのが正常な状態です。網目が細かいほど「キメが整っている」ことになります。
ビニール肌はこの凸凹がない状態を指します。ビニールのようにつるつるなので一見綺麗なのですが、キメが乱れている状態です。ファンデは凸凹に入り込んで密着するため、すぐ剥がれていたのはキメがなくなっていたからでした。
これに気がついてから、すぐにクレイマスクの使用をやめました。そこから1ヶ月くらいで、少しずつ肌が改善していきました。
私はもともと肌が薄いみたいで、不必要にクレイマスクで角質を落としてしまっていたようです。
当時使っていたのはキールズ「レアアース マスク」や、イニスフリー「スーパーヴォルカニックポアクレイマスク」など。鼻の黒ずみは1回でもかなり綺麗になるので、効果は高いです。
悪いアイテムではないんです。ただ、使い方には要注意。使用頻度を控えめにする、使用箇所を鼻などの気になる部分のみにするなど、気をつければ毛穴悩みの改善はしてくれると思います。
悩みがさほどでもない方は無理して使わなくていいです。
やめたこと② ふきとり化粧水
「ふきとり化粧水」は、コットンにたっぷり染み込ませて、古い角質などを落とす化粧水です。潤いを与えるのではなく、汚れを除去することを目的としています。
美容にハマりはじめのときに、誰しも1回は使ってみるのではないでしょうか。今までのスキンケアに1STEP追加して、すごく丁寧なケアをしているような気分になるんですよね。
でもクレイマスク同様、不必要に角質を除去するのは気をつけましょう。
ふきとり化粧水を使うことで、肌調子が上がる方は全然使ってもらっていいと思います。でも、肌が薄いとか敏感とか、合わない人もいます。ケアしているようで、ダメージを与えているかもしれません。
韓国コスメのトナーパッドも同じようなアイテムです。貼ってフェイスマスクのように使うなら問題ないですが、拭き取りに使うと肌を傷つけてしまうかもしれないので注意してください。
ふきとり化粧水を使うと、すっきり気持ちいいのはよくわかります。朝の洗顔変わりに使っている方もいます。拭き取らなければいけない悩みがあれば使えばいいです。
でも、ふきとり化粧水を使って「丁寧なケアをやってる感」を感じたいだけならやめておきましょう。
やめたこと③ 導入美容液
「導入美容液」は、次に使う化粧水の浸透をよくすると言われているコスメです。洗顔後の1番最初に追加することで、スキンケアの効果を高めると言われています。
が、私は効果を感じませんでした。
あってもなくても、次に使う化粧水の使用感は変わらず。いつもより潤ってるとか、そういった変化もわかりませんでした。だったら別になくていいかなと思いました。
コスメには美容成分以外にも、保存などの目的で様々な成分が入っています。使うアイテムが増えれば、美容成分以外も肌にどんどん乗せていくことになるので、刺激になってしまう可能性が。なくてもいいアイテムは、使わない方が肌に良いと思います。
ただし、「導入として”も”使える」コスメは別です。例えば魔女工場「ガラク2.0エッセンス」は大好きな1品。導入美容液のタイミングで使うのですが、これ自体に肌へ透明感を与えてくれる効果を感じるので使ってます。
導入の効果しかないなら不要、導入以外の美容効果があるなら使うっていう感じです。
やめたこと④ シートマスク
好きな方が多いであろうシートマスク。
デイリーで使えるボックスタイプのマスクも、ちょっとお高めでスペシャルケアとして使うマスクも、いろんな種類を使ってきました。
でも、シートマスクを使うのをやめても、特に肌質に変化がありませんでした。
付けているとひんやりして気持ちいいし、ひたひたの液で潤ったような気分になるのですが、結局「気分の問題」です。
普通に化粧水、美容液、クリーム…とケアしていれば、シートマスクがなくても潤い感は一緒。なのにお金がかかるし、使うアイテム数が増えてしまうし、私には不要と判断しました。
ただし、日差しが当たって肌が火照ってるときなど、ひんやりと鎮静したい目的だったら意味はあるかもしれません。
合うかどうかは人それぞれ。失敗しながら自分のベストを見つけよう
今回紹介したのは、あくまで一個人の意見です。
自分は効果を感じるとか、やってて気持ちいいとか、マッチしている人もいると思います。肌質は人それぞれ。効果実感があるなら、ぜひ使い続けてください。
美容にハマったらあれこれやりたくなるものです。その中で、自分には合わなかったと失敗することもあります。それも経験として、自分の肌と向き合いながら、ベストな美容法を一緒に探っていきましょう!